マチュピチュ遺跡内の場所、配置、観光順路

マチュピチュ遺跡のオススメ観光ルート

当ページでは、ツアーに申し込まずに観光ガイド無しでマチュピチュ遺跡を観光したい個人旅行者やバックパッカーの方向けに、遺跡内の観光順路についてご案内させていただきます。

マチュピチュ遺跡は、一般的に6つのエリアに分けて観光してゆくと分かりやすいので、エリアごとに順を追って説明します。

エリア1:遺跡の入口~貯蔵庫と水路~見張り小屋~儀式の石~市街地入口

遺跡の入口でパスポートのチェックを受けた後、少し歩くとそのまま真っ直ぐ行く道と左へ上ってゆく道に分かれますので、ここは、左へ上ってゆく道を選びます

森の中を入って行くと、途中階段や急な坂があり、まもなく貯蔵庫であったとされる草ぶき屋根の建物が現れます。その横には水路があり、水が流れています。

更に上へ上ってゆくと急に視界が開け、マチュピチュ遺跡全体が見渡せる高台へたどり着きます(本や雑誌でマチュピチュ遺跡を紹介するときの定番写真は、ここで撮影されます)。

正面には遺跡群、眼下にはアンデネスト呼ばれる段々畑、後ろを振り返ると山の斜面に沿ってインカ道が通り、その先にはインティプンク(太陽の門)が見えます。

ここに立つ建物は、マチュピチュ全体を一望できることから見張り小屋と呼ばれており、そのかたわらには山々の神に捧げものをするための儀式の石があります。

ここからアンデネスの上部を通って市街地へと向かいます。

エリア2:市街地入口~コルカ~カリャンカ~墓地跡~作業小屋~太陽の神殿~石切り場

市街地入口の門をくぐって少し行くと、右側にコルカと呼ばれる2階建ての貯蔵庫、その先にはカリャンカと呼ばれる訪問者の為の休憩場(または宿泊所)があります。

階段を下りて右側の細い路地を入ると、石職人が建物に使う石を加工していたと思われる作業小屋が並んでいます。

更に階段を少し下りると、インカ時代の人骨が発見された墓地跡があり、その下のテラス状の場所からは太陽の神殿を上から見ることができます。

ここから再度、階段を上ってゆくと、大きな石が散らばる石切り場にでます。マチュピチュの石は全てここから切り出されています。

エリア3:石切り場~ミニ植物園~神聖な広場~3つの窓の神殿~神官の館~主神殿~インティワタナ

石切り場から一段高い場所へ出ると、三方を建物で囲まれた神聖な広場へでます。

正面にマチュピチュでも最大級の巨石で建てられた主神殿、右側にインカの初代皇帝、マンコ・カパックが生まれたという伝説がある3つの窓の神殿、後方には神官が待機していたと言われる神官の館があります。

また、3つの窓の神殿の後方、神官の館と並んでマチュピチュ周辺で見られる植物を集めて植えてある、ミニ植物園があります。

主神殿の先にある階段を上ると、太陽暦を使っていたインカの人々が、暦を読むための日時計として使っていたと思われるインティワタナがあります。

ここはマチュピチュで最も高い場所で、サルカンタイやベロニカ山群の山並みが360度の展望で見ることができます。

エリア4:インティワタナ~メイン広場~農業試験場~ワイラナ~聖なる石~未完成の神殿と鳥の壁~技術者の居住区

インティワタナから急な階段を下りてくると、メイン広場の端へ出ます。左側の段々畑は花粉分析をしたところ多くの植物を栽培していたことが分かっており、農業試験場だった場所とされています。

正面には、ピラミッド状の土台が残っており、土台の大きさと壁の石組の美しさから、建築途中で放棄された神殿(未完成の神殿)だったと言われています。

また、隣の技術者の居住区側の壁には、コンドルのような鳥の形に組まれた壁もあります。

未完成の神殿の左へ行くと、ワイナピチュの入口手前の準備室、あるいは見張りや管理に使用されたのではないかとされる、二つの向かい合った建物、ワイナラ(復元)が建っています。

その二つの建物の間には、巨石を加工して山をかたどった聖なる石があります。

インカの人々にとって山は神だと信じられており、マチュピチュを造ったのは周囲の山の神に祈りを捧げるためだったのではないかとも言われています。

マチュピチュ内には山の形をした石がいくつもありますが、この聖なる石は正面のヤナンティン山を模したものだと言われています。

ここから、未完成の神殿の裏を通って、女性たちが織物や工芸品などを作っていたとされる技術者の居住区へ入ってゆきます。

エリア5:技術者の居住区~3つの入口の家~2階建ての家~天体観測の石~インティマチャイ~コンドルの神殿

広場を挟んで東側に位置するのが居住区を中心としたエリア5です。マチュピチュには300から1000人ほどの人々が暮らすことができたそうですが、特別な地位の人以外は、このエリア5の居住区で生活していたと思われます。

技術者の居住区を過ぎると、家族向けに建てられたと思われる2階建ての家があり、その向かいの広場に面して3つの入口がある大きな建物(3つの入口の家)は、手工芸やキープの読み方を教えた、学校のような場所だったと言われています。

※キープ:インカは文字持たない文明でした。文字の代わりにキープと呼ばれる縄を用い、縄の太さや色、結び目の数や形を駆使して、情報の伝達を行っていました。

入り組んだ居住区を進むと岩を削った階段があり、その先の建物の中には石臼のようなものが二つあります。これは、天体観測の石と呼ばれ、石の窪みに水を張って夜空を観測したと言われています。

そこから二重の扉を出て左へ回り込むように進むと、インティマチャイがあります。この洞窟は冬至になると太陽が洞窟内を真っ直ぐ照らすので、太陽が目覚める場所と言われています。

天体観測の石のほうへ戻り、左へ、細い階段を下りるとコンドルの神殿へでます。ここは、神に祈りを捧げる場所のひとつだったといわれ、コンドルが羽を広げたような形に見えることからコンドルの神殿と名付けられました。

エリア6:コンドルの神殿~16の水汲み場~太陽の神殿と陵墓~王女の宮殿~王の別荘~遺跡の入口

コンドルの神殿から細く長い階段を上ってゆくと広場あり、階段の途中にはインカ時代と変わらず水が流れる16か所の水汲み場があります。

正面の左側には、マチュピチュ中で唯一、弓型の曲線を描く太陽の神殿があり、前に回り込むと洞窟上の陵墓があります。

太陽の神殿と隣接して、王女の宮殿があり、その左側から太陽の神殿の裏へ回ると同じサイズの石をぴったりと重ねたマチュピチュ内で最も美しいと言われる壁が続きます。

階段の反対側には、大きな石が綺麗に組まれていることから、特に力を注いで作ったと思われる王の別荘があり、建物の隅には、現在では水は流れていませんが水洗トイレだったと思われる跡があります。

王の別荘は、王がマチュピチュを訪問した際に宿泊したのではないかと言われています。

王の別荘を最後に見学し、遺跡の入口へと戻ります。見学時間は、2時間~2時間30分ほどで終えることができます

通常はガイドブックやパンフレットを携帯して遺跡巡りをするとは思いますが、事前に遺跡観光を全体的に把握しておくとより一層マチュピチュを楽しめると思います。

マチュピチュについて判らない事や事前に知っておきたい事など何でも結構です。ぜひ私たちにお問い合わせ下さい!

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