リマの基本情報

ペルーの玄関口、リマの基本情報

ペルー共和国の政治、経済、文化の中心である首都・リマは、世界各国から航空機が乗り入れる南米のゲートウエイであり、首都圏(リマ43区とカヤオ憲法特別州7区)の人口が990万人を超える南米屈指の大都市でもあります。

日本から観光で訪れる際も当然ながらリマがペルーの玄関口となり、リマを拠点に観光地を巡ることになると思います。

そこでリマの簡単な歴史や気候、娯楽、流行っている事などを簡単にまとめてみました。

また旅行者にとって直接的に関係してくるリマの交通についても書いたので、リマを訪れる際にきっと役立つ情報だと思います。

歴史

リマは、インカ帝国を征服したスペイン人、フランシスコ・ピサロが1535年に「諸王の都」(La Ciudad de los Reyes)として首都に制定し、アルマス広場を中心としたイベリア様式の町を築きました。

名前の由来は、市内を流れるリマック川(Rio Rimac)からリマという名前になったと言われています。

アルマス広場やその周辺の旧市街は、カテドラルや教会など、16世紀に建造された贅を尽くしたコロニアルな建造物が立ち並ぶ観光地としても有名で、「リマ歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

気候

太平洋側に面した海岸砂漠地帯に位置するリマは、年間を通してほとんど雨が降りませんが、雨季(6月~9月)には海水が蒸発してできたガルーアと呼ばれる霧が発生し、霧雨が降ることがあります。
 
ここ数年は天候に変化がみられます。近年、年に何回か傘をさしたくなるような雨が降ることがあり、今後もこのような異常気象が続くのか少し心配になります。

市内交通

リマ市内の交通は、一部電車が走る路線もありますが、ホテルや商店が密集するミラフローレスやサン・イシドロなどの新市街を中心に旧市街のアルマス広場など観光地へのアクセスを考えますと、タクシー又はバスを使うのがおすすめです。

ペルーの公共交通機関を利用する場合は、有名な建物や観光地を除いて、○○区の××通り、△△ブロック目かが分からないと目的地に行くことができません。

スペイン語で「通り」は、大きなものから順にAvenida(アベニーダ)、Calle(カジェ)、Jiron(ヒロン)、Pasaje(パサヘ)と呼ばれ、ブロックはCuadra(クワドラ)と言います。

例えばタクシーで、ミラフローレス区のサンマルティン通り(Calle)の534番地へ行く場合は、Cuadra Cinco(5=シンコ) de Calle San Martinと運転手へ告げます(番地の下二桁は告げなくても大丈夫です)。

番地の最初の数字がCuadra、下二桁が番地になります。4桁の5534番地の場合、Cuadra Cincuenta y Cinco(55=シンクエンタ・イ・シンコ) de Calle San Martinになります。


タクシー

タクシーは観光するには便利乗り物ですが、ペルーのタクシーはメーターが付いていないため、料金は事前に交渉しなければなりません

流しのタクシーの場合、相場よりかなり高い料金をふっかけてくる場合がありますので注意が必要です。

ホテルなどで呼んでもらうラジオ・タクシーは、通りで拾うタクシーより料金が若干高めですが、行く場所によって料金が決まっているので安心してご利用いただけます。


オムニブス、ミクロ、コンビ

リマ市内を走る交通機関の中で最も古い乗り物のひとつで、50人程度乗れる大型バスをオムニブス、30人乗り程度乗れる中型バスをミクロ、15人程度乗れるミニバンを改造したものをコンビと呼びます。

リマ市内は、基本料金は1ソル(※1ソルは約30円前後です。)ですが、乗車地から数ブロック先であれば50センチモ、少し距離がある場合は、1.5ソルなど距離によって料金が変わりますが、これは全て車掌(コブラドールと呼ばれます)の感覚で決められるのではっきりとした基準がありません

停留所には運行ルートを表示している看板などがないため、車体に書いてある通りの名前を見て乗車するか、コブラドールに「自分が行きたい場所へ行くか」を聞いてから乗車します。

運行ルートの複雑さを考えると、観光でくる人たちが利用することは難しい乗り物だと言えます。


高速ブルーバス

2014年に運行が開始された大型の新しいバスで、運行ルートによって1.2ソル、1.5ソル、2ソルなど料金が変わります。

運行ルート別に、301、302などの番号がバスのフロントガラス上部の電光掲示板に記されているので、比較的利用しやすい乗り物ですが、他のバスと同様に停留所には運行ルートが表示されている看板等はないので、観光客が利用する場合はウェブページ等で事前に運行ルートを調べておくか、乗車前に運転手に「自分が行きたい場所へ行くか」を聞く必要があります。


メトロポリターノ

市内を走るバスの中では一番高い2.5ソル(均一)という料金ですが、リマ市民にとっても観光でリマを訪れる人にとっても一番便利で利用しやすい乗り物です。

メトロポリターノはリマ市内を南北に結び、専用レーンを運行するため渋滞がなく、リマ郊外からリマの中心へ出るのに一般道路を利用するより時間が短縮されるため、通勤の足として多くのリマ市民が利用しています。

また観光客にとってはホテルが集中するミラフローレスやサン・イシドロからアルマス広場周辺の旧市街へ行くのにとても便利な交通機関です。

各駅には運行ルートを記した看板があるので、自分の行き先を確認できますし、乗車中は停車地の社内アナウンスもあるので慣れない人でも安心して利用できます。

メトロポリターノは現金払いではなく、最初に券売機又は窓口で専用カード(5ソル)を購入し、このカードにお金をチャージして改札を通るシステムになっています。
 
ただしリマ市内を運行するバスは、朝や夕方などの渋滞する時間帯は、乗客がぎゅうぎゅう詰めになるため、スリなどに注意する必要があります。


最近の流行

流行と言うにはまだ早いかもしれませんが、リマではここ数年、自転車を利用する人が増えてきました。

十数年前は、当時の経済的事情も関係するのかもしれませんが、自転車の数は本当に少なく、駐輪場などはほとんど無かったように思います。

少し離れたスーパーなどに買い物に行く場合、日本では自転車を利用する人も多いと思いますが、リマの場合、食料品などは一週間分をまとめ買いする人が多いため、自家用車やタクシーを利用することが多いので、自転車は専らサイクリングなどのスポーツ目的で利用するという考え方が一般的なようです。

日本の家庭にあるママチャリと呼ばれるような自転車もありますが、富裕層が住む新市街などの自転車店では、US$1000以上もするスポーツタイプの自転車を販売する店が増えています。

リマ市内では、自動車道路の端を色分けして自転車専用レーンにしたり、いくつかの区ではそこに住む住民に無料で自転車の貸し出しを行ったりもしています。

また小規模ながら、駐輪場を設置するレストランやスーパーも少しずつ増えてきているようです。

娯楽

踊りが大好きな南米人ですが、リマの若者たちの間でも、やはりお酒を飲みながら踊れるディスコ(ディスコテカ)が人気です。週末になると大勢の若者がディスコに集まり一晩中踊っています。

しかしゲイの人たち御用達のディスコなどもあるので、その筋が好きではない人はよく調べてから行くことをお勧めします。

若者より少し大人の場合は、ペーニャと呼ばれるショーを見ながら食事やお酒が飲めるお店に人気があります。

ペーニャで行われるショーは、観客は見るだけというお店もありますが、バンド演奏に合わせて観客が一緒に踊れるお店もあり、リマに住む人たちにとってはそちらほうが人気があるようです。

日系の人たちがよく利用するのはカラオケ店です。日本のカラオケスナックようにカウンターとテーブルのみの店が主流ですが、最近ではボックスのあるカラオケ店も出始めました。

日系の人たちが利用するカラオケ店では日本の歌も歌えます。

また日系以外の人でもカラオケ好きが増えているようです。

その他ではカジノ競馬などもありますが、カジノが合法化されて以降競馬人気は下降気味です。

カジノは5ツ星ホテルにあるようなルーレットからカードゲームができる本格的なものから、スロットマシーンなどコインを利用するゲーム機のみの店までさまざまです。

カジノで大当たりした場合、身分証明書の提示が必要です。本格的にカジノで勝負する時はパスポートは必需品です。

リマはペルーの人口の3分の1の人口要する大都市ですが、東京と同じようにリマに住む地方出身者も多く生活しています。

ペルーではリマ出身者の男性をリメーニョ、女性をリメーニャといいますが、地方出身の人に誰がリメーニョやリメーニャであるかをどうやって判断するのかを聞いたことがあります。

「リマの人は話すのが早くて、何を言っているのか分からない」ので、それが判断基準なんだとか笑

弊社ダイニチトラベルはリマにあり、リマは言わば地元です。何か質問があれば何なりと私たちにお聞きください!

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