体験談!マチュピチュ徒歩コースを行く!

旧水力発電所からマチュピチュ村へ"スタンドバイミー"トレッキング!

ペルーの数ある観光スポットで堂々一番人気の観光地、マチュピチュ遺跡に行く場合には、通常ではクスコからポロイ駅又はオリャンタイタンボ駅まで車で移動し、そこから列車でマチュピチュ村へ。その後シャトルバスに乗り換え遺跡まで、という乗り物移動が一般的です。

乗り物移動以外では、乾季であれば1泊2日や3泊4日のインカトレッキングツアーに参加するという方法もあります。

・・・しかしこのインカトレッキング、事前予約制で人数制限があり、半年前ぐらいから売り切れてしまう大人気コース。急に休みがとれてペルーへ旅行したいという人たちが「それじゃあ」と思い立ってすぐ参加、ということがまずできない現状があります。

そこで「通常の乗り物移動とは違った方法でマチュピチュ遺跡へ行ってみたい」と考えた人たちが始めたのが、旧水力発電所駅から歩いてマチュピチュ村まで行く、その名も"スタンドバイミー"と呼ばれる行き方です。

スティーブン・キングの短編小説「THE BODY」を原作とした映画「スタンドバイミー」は、心に傷を持つ4人の少年が線路伝いに死体探しの旅に出る、という物語。実際に線路を歩いたり鉄橋を渡りながら歩いていくこのコースは、この映画にちなんで"スタンドバイミーコース"と呼ばれるようになりました。

最近は欧米人を中心に人気が急上昇のこのコース。そこで!早速弊社スタッフが体験してきました!

・・・

朝6時にクスコのホテルを出発。コースの起点となる旧水力発電所までは、車で6~7時間かかるので、まずは最初の休憩場所となるサンタ・マリア村を目指しました。

くねくねと曲がる山道を登ったり下りたり、最高所は4000mを超える"アブラ・マラガ"。ここにある教会では、旅人が道中の無事を祈るために立ちよるそうです。

出発から約4時間後、ようやくサンタ・マリア村に到着。標高は1200m弱。乾季でも温暖な気候で、果物の栽培をしている農家が多くみられ、果物の屋台もいくつか出ていました。

ここで朝食とトイレ休憩を済ませた後、次サンタ・テレサ村へと向かいました。

ここからは舗装された山道。私たちの乗った車は砂煙を上げながら進んでゆく事になりました。

ガタゴトガタゴトと車はかなり揺れ、ガードレールもないので対向車とすれ違う時は特に要注意の道でした汗

しかし太陽の光に照らされたアンデスの山々、渓谷を流れる川の水、車窓からの素晴らしい景色は一見の価値ありと言ったところです。

サンタ・マリア村を出てから約50分でサンタ・テレサ村に到着。私たちはここから更に10分ほど川沿いの道を下り、"コカルマヨ"という温泉場まで行きました。

ここは大きな野外温泉で、これから私たちが行くコースの逆、つまりマチュピチュから徒歩で戻ってくる疲れた観光客も立ち寄る「癒し場」のような温泉です。

今まで、マチュピチュやチュリンなど、何箇所かペルーの温泉場へは足を運んだことがありますが、どこも濁った温泉でお世辞にも綺麗だと言えませんでした。

しかしこのコルカマヨ温泉は、透きとおった水がとても綺麗で、水温こそ高くありませんが温水プールと考えればかなりお勧めです。

ちなみに温泉入浴料は10ソーレス、水着着用です。

コルカマヨ温泉を見学した後再び車に乗り込み、未舗装の山道を45分進み、ようやく徒歩コースの起点となる旧水力発電所駅の受付へ到着です。

受付で名前、年齢、性別、国籍などを記入後、車で駅まで進みます。旧水力発電所駅で車を降りると、前方にはマチュピチュ山が見えました。

さあ、ここから"スタンドバイミー"コースが始まります!

・・・

旧水力発電所駅を出発、線路伝いに歩き始めるとすぐに行き止まりになりました。

行き止まりを右側に逸れ、未舗装の急な斜面を登ってゆき、草木が生い茂った道を暫くゆくと、現在利用されている線路に到着。ここから本格的なトレッキングとなりました。

・・・正直ここへ来るまでは、線路沿いをトレッキングするというので危険ではないかと思っていましたが、線路横には歩道があってかなり安心できました。 これなら安全面でも自信を持ってこのコースをお客様に勧められそうです♪

山道を30分ほど歩くと、視界が開け橋が架けてある場所へ到着しました。橋の下を流れるウルバンバ川が太陽の光で輝いて見えます。

橋を渡り、更に30分ほど歩くと徒歩コース参加者のための休憩所がありました。

かなり立派な休憩所で、トレッキングする人たちが休むベンチもあるし、飲み物なども販売していました。

ちなみに、このように飲み物を販売している休憩所や、果物を販売している屋台などが道中に幾つかあって、思ったよりも観光地化されていたので少しびっくりしました。

線路の両側は草木に覆われている場所が多く、ほとんど日陰の中をトレッキングして行くので日差し自体はさほど気にならなかったし、また所々に開けた場所もあって線路横を川が流れていたり、マチュピチュ山が見えたりと途中の景観を楽しみながら歩くことができました。

・・・1時間ほど歩いたでしょうか、遠くから「ボォーーーーー」という列車の汽笛が聞こえてきました。これは、「列車が通るので気を付けろ」のサインです。

私達は一旦歩くのをやめ、退避するスペースを探し、列車が通り過ぎるまでそこで待ちました。

いくら観光地化されているとは言え、このトレッキングでは列車が通過する時が一番危険なので、十分に気を付ける必要があります。

トレッキングを始めてから2時間30分、線路から右へ逸れてゆくとマチュピチュ遺跡まで行くシャトルバスが通る道、"ハイラムビンガムロード"の中間地点へ到着しました。

ハイラムビンガムロードを左へ下ってゆくこと30分、やっと目的地のマチュピチュ村へ到着です!

時間的にもその日はマチュピチュ村に宿泊し、明日にマチュピチュ遺跡の観光をする事になりました。

全行程10㎞、所用時間3時間の行程は、標高がそれほど高くないせいか思ったよりもキツくなく、トレッキング初心者の方でも楽しんでいただけるコースだと感じました。

弊社では「スタンドバイミー、マチュピチュ1泊2日」コースツアーを販売をしています。

「トレッキングは好きだけど、インカトレッキングはちょっときつそう・・・」というお客様にはぜひお勧めしたい、ちょっとした大冒険が手軽に楽しめるコースです。

日系の旅行会社がこのツアーを販売するのは、おそらく初めての試み※2016年7月現在、当社調べ。)だと思いますので、興味がありましたらツアー詳細もご覧ください↓

マチュピチュ徒歩1泊2日 ~スタンド・バイ・ミーツアー~

また、今回のスタンドバイミーコース体験は動画でもご覧頂けます。

数分程度の簡単な動画ですが、当サイトの「ドウガDEガイド」コーナーの下の方にページがございますので合わせてご覧頂ければ幸いです!

その他、ペルー現地で運営されている弊社、ダイニチトラベルに何か質問等ございましたら何なりとお聞きください!

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